降圧剤は亜鉛を多く含む食べ物との飲み合わせが悪い

薬と食べ物の間には、飲み合わせが悪いものもあります。降圧剤にはいくつか種類があるのですが、その種類によって特待の食べ物との間に飲み合わせの悪さがあることが明らかになっています。たとえばカルシウム拮抗薬は、グレープフルーツを代表とする柑橘系との飲み合わせの悪さが指摘されています。もし同時に摂取したり、この薬を飲む直前や飲んだ直後に摂取すると、薬の効き目が想定されている以上に強く出てしまい、急激に、大幅に血圧が低下する可能性があります。そしてこのカルシウム拮抗薬や、血管収縮作用があるアンジオテンシンIIを抑制することで血管を拡張し降圧効果をもたらすアンジオテンシンII受容体拮抗薬やアンジオテンシン変換酵素阻害薬などの、血管を拡張することで降圧作用を発揮する降圧剤は、亜鉛を含む食べ物との飲み合わせの悪さが指摘されています。亜鉛には味覚を正常に保つ作用や成長を促進させる作用などがあるとされています。またコレステロールの上昇を抑制することで、生活習慣病の予防にも効果があるとされているのですが、この生活習慣病の中には高血圧も含まれます。高血圧を予防すると言うことは、血圧を上昇させない、そして低下させる作用があると言うわけです。そのため、降圧剤と亜鉛を同時に、または短時間の間に摂取してしまうと、降圧剤の効果が強く出てしまい、やはり急激な血圧低下が出てくることがあると言うわけです。亜鉛をたくさん含んでいる食べ物としては、牡蠣やホタテ、かにと言った魚介類、豚レバーや牛肉の肉類、そして玄米や卵、納豆などが挙げられます。柑橘系のジュースなどと異なり、これらの食べ物と一緒に薬を飲むと言うことはほとんどないことと思われますが、留意しておく必要はあります。また降圧剤は、時に味覚障害を引き起こすこともあります。するとそれを解消するために亜鉛の摂取をすすめられることもあるため、その場合には注意が必要です。

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