頻尿患者の降圧治療と狭心症も考慮するヘルベッサー

生活習慣病としてよく知られるようになった高血圧は、血圧が高い状態が維持されてしまっている疾患です。特に生活習慣病として話題にされている場合には原因が不明瞭であることが多く、生活習慣そのものをうまく改善していくことで根本治療ができると期待していく他ありません。生活習慣が原因となって身体に異常が生じているということは、他にも別の疾患を持つリスクもあるということであり、生活習慣病には高血圧の他にも脂質異常症や糖尿病などが知られています。広義にはより多くの疾患が含まれ、互いに関り合いを持っていることがよくあります。高齢者の場合には特にいくつもの疾患を患ってしまうリスクが高く、個々の疾患に対して適切な治療を行っていくことと総合的な視点から治療を行っていくことが共に重要視されています。高血圧に対しては降圧剤が用いられますが、その選択にも苦労があります。高齢者は頻尿に悩まされることが多く、その原因が前立腺肥大症であることもあれば、心機能や腎機能の低下による場合もあります。前立腺肥大による頻尿が著しい場合にはその治療も考えてα遮断薬が用いられることもあります。一方、心機能の低下による頻尿で、狭心症を伴っている場合にはヘルベッサーが用いられることがあります。長時間作用型の同種の治療薬が登場したことで特に降圧を目的にするときにはヘルベッサーはあまり用いられなくなってきていますが、狭心症治療においては未だによく用いられるのがヘルベッサーです。しかし、ヘルベッサーの持続性剤が上市されたことによって降圧目的でも再び使用されることがでてきており、こういったケースにおいては選択肢の一つとして考慮されるようになっています。

ページトップへ